4月の休診日と天皇誕生日の祝日雑学

4月になりました。

今月は定休日の火曜と、29日(金)が昭和の日で休診となります。

 

『昭和の日』とは、ご存じ昭和天皇の誕生日です。ちなみに明治天皇の誕生日は11月3日、『文化の日』で祝日です。現在の令和の天皇誕生日が2月23日。もちろん『天皇誕生日』で祝日です。

では、大正天皇と平成の上皇陛下の誕生日は?なぜ祝日じゃないの?

通常、元号が変わるのは、天皇陛下が崩御され、新しい天皇陛下が即位されたとき。しかし、平成の天皇明仁さまは、生前譲位され上皇という位につきました。

昭和天皇も明治天皇も、崩御された後に祝日となりました。ご存命である上皇さまの誕生日を祝日にすることがふさわしいのか、という議論もあり、祝日として12/23を『平成の日』に制定することはまだ考えられていないというのが現状です。
では大正天皇の誕生日は??

大正天皇は生まれた時から身体が弱く、1912年に天皇となってからも、翌年には肺炎で療養生活に入るなどし、1920年には行事への参加などは皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が行うように。そして1921年には正式に皇太子裕仁親王が摂政に就任となりました。
表舞台にあまり出なかった大正天皇は、天皇制の弱体化の象徴のように捉えられていました。 政府は、早く大正のイメージを払拭し、強い天皇像を再構築しようと必死だったのです。 だから、大正天皇崩御後、誕生日は祝日指定せず、早く国民が大正と言う時代を忘れるように仕向けたと言われています。

時代とは言え、なんだかちょっとかわいそうですね。

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