骨盤は歪まない?!開かない?!
最近テレビや雑誌で話題の「骨盤の開き・ゆがみ」。当院でも以前に比べ「骨盤が開いてる(ゆがんでいる)みたいで・・・」と言った問い合わせが増えています。
そこで今回は「骨盤」について説明したいと思います。
骨盤は大きな3つの骨(中央の仙骨と左右の寛骨)からなり(下図参照)、
その周囲は強力なじん帯でがっちり覆われています。
可動性のある場所は、恥骨結合と仙腸関節だけです。したがって、骨そのものが開いたりゆがんだりするのではなく、また、これら可動部分
もわずかに(数ミリ程度)動くのみで、何センチもガバっ!と動くことは通常ないのです。
骨盤のゆがみ・・・骨盤周辺の筋肉や関節のバランスが崩れると、骨盤の左右の高さや、脚の長さがズレてきます。これが「骨盤のゆがみ」と言われているものです。
少しくらいのゆがみなら無症状のことが多く、心配することはありません。腰痛や脚の痛み、しびれを伴う場合は、骨盤のゆがみが原因の場合があり、注意が必要です。
「骨盤の開き・ゆがみ」とも、骨盤周囲の筋肉を鍛えたり、ストレッチしたりすることで、ある程度自分で整えることができます。
特に産後の女性は、出産により皮下脂肪がつきやすく、さらに骨盤周囲の筋肉が弱くなるため、体型や体調を崩しやすくなっています。このような産後の体質改善にも骨盤周囲の筋トレ、ストレッチは有効です。
院内にある「20分寝るだけ腹筋トレーニング」でインナーマッスルを鍛えると効果的です。
シェイプアップにもつながりますヨ!
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